Transactd ライセンス FAQ
Transactd プラグイン のライセンスに関して
どのようなライセンスを選択できるのですか?
Transactd Plugin は General Public License (GPLv2) の元で利用可能です。配布パッケージに含まれるCOPYINGをご覧ください。
オラクル社よりMySQLをGPLv2以外のライセンスで使用許諾されている方へ向けて、Transactd PluginをGPLv2以外のライセンスでリリースすることも検討中です。 ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
GPLv2とはどのようなライセンスですか?どのようなことに気を付ければいいのですか?
GPLv2 に関しては、GNU オペレーティング・システム ウェブサイトの General Public License (GPLv2)のページやGNU GPL v2.0に関してよく聞かれる質問をご覧ください。
Transactd クライアント のライセンスに関して
どのようなライセンスを選択できるのですか?
Transactd クライアントのライセンスは General Public License (GPLv2) と商用ライセンスのいずれかを選ぶことができます。
また、GPLv2以外のオープンソースプロジェクト向けのTransactdクライアントOSS例外規定も用意されています。
よって、以下の3通りから選ぶことになります:
- GPLv2
- GPLv2 + OSS例外規定
- 商用ライセンス
どのライセンスを選択すればよいのですか?
まず、GPLv2を選択できるかご確認ください。そのためには以下の条件のすべてを満たす必要があります。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアを頒布する際は、GPLv2で頒布すること。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアを頒布する際は、GPLv2の要請に基づいて、ソフトウェア全体のソースコードを公開すること。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアにおいて、ほかのライブラリを利用している場合、それらのライブラリも上記の条件を満たすこと。
次に、GPLv2+OSS例外規定を選択できるか確認してください。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアを頒布する際は、OSS例外規定に列挙されたライセンスのどれかで頒布すること。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアを頒布する際は、GPLv2の要請に基づいて、ソフトウェア全体のソースコードを公開すること。
- Transactd クライアントを利用したソフトウェアにおいて、ほかのライブラリを利用している場合、それらのライブラリも上記の条件を満たすこと。
どちらも選択できない場合、商用ライセンスを検討してください。
Transactd クライアント オープンソースソフトウェア例外規定とはどのようなものですか?
GPLv2は、Transactd クライアントをリンクしたプログラムについて、それを頒布する場合、GPLv2で頒布することを要求します。
OSS例外規定は、一定の条件を満たしたプログラムに限り、上記の制限を取り払い、ほかのライセンスでプログラムを頒布することを許可します。
この例外規定より、GPLv2と両立しないライセンスである既存のプログラムにおいても、一定の条件を満たしていれば、GPLv2のTransactd クライアントを利用することができます。
詳細はTransactd クライアント オープンソースソフトウェア例外規定を参照してください。
OSS例外規定を選択し、Transactd クライアントを改変して、GPLv2以外のライセンスで頒布することはできますか?
できません。
OSS例外規定が対象とするのは、「Transactd クライアントをリンクしたプログラム」を頒布する場合です。 Transactd クライアントそのものの複製を再配布する場合や、改変したものを頒布する場合は含まれません。
あるソフトウェアが、GPLv2+OSS例外規定を選択し、Transactd クライアントを利用しています。 このソフトウェアはXXXライセンスで頒布されていますが、そこに含まれているTransactd クライアントを取り出して、 XXXライセンスの元で利用・頒布できますか?
できません。
OSS例外規定は、「Transactd クライアントをリンクしたプログラム」をGPLv2以外のライセンスで頒布することを許可していますが、 そこに含まれるTransactd クライアントのライセンスを変更するものではありません。Transactd クライアントのライセンスはGPLv2のままです。
あるライブラリが、GPLv2+OSS例外規定を選択し、Transactd クライアントを利用しています。 このライブラリはソースコードの公開を要求しないライセンスで頒布されていますが、このライブラリを私のプロプライエタリな(ソースコードを公開しない) ソフトウェアにリンクすることはできますか?
できません。
この場合、あなたのプロプライエタリなソフトウェアを「あるライブラリ」とリンクすることは、あなたのプロプライエタリなソフトウェアをTransactd クライアントとリンクすることになります。
OSS例外規定を適用しているかどうかに関わらず、Transactd クライアントとリンクしたプログラムは、GPLv2の要請のもと、ソースコードを公開する必要があります。
私のソフトウェアはオープンソースソフトウェアですが、例外的に、A社のプロプライエタリなライブラリとリンクしています。 GPLv2+OSS例外規定を選択して、このソフトウェアでTransactd クライアントを利用することはできますか?
A社のライブラリが、GPLv2の例外条項に定められたもの( オペレーティングシステムの主要なコンポーネント、コンパイラやカーネルなどに通常付随して配布されるもの)にあたるならば、できます。GPLv2は 例外条項にあたる部分のソースコードの公開を要請しません。
それ以外の場合は、できません。GPLv2+OSS例外規定は、ソフトウェアのソースコードを公開することを要請します。 あなたはA社のライブラリのソースコードを公開することができないので、この要請に応えることができません。
Transactd クライアントとプロプライエタリなプログラムの両方を利用したソフトウェアを作ることはできないのですか?
以下の場合においては可能です。
- あなたがTransactd クライアントをリンクしたソフトウェアを自分で作成して使用することについて、GPLv2は何も要請しません。 よって、作成したソフトウェアを頒布しない場合は、ライセンス問題は発生しません。
- 商用ライセンスを選択した場合は、GPLv2の影響を一切受けないため、ライセンス問題は発生しません。
商用ライセンスとはどのようなものですか?
商用ライセンスのページをご覧ください。