groupQuery クラス

グルーピング条件を指定するクラス [詳解]

#include <groupQuery.h>

公開メンバ関数
	groupQuery ()
	groupQuery (const groupQuery &r)
	~groupQuery ()
groupQuery &	addFunction (groupFuncBase *func)
int	functionCount () const
const groupFuncBase *	getFunction (int index) const
const fieldNames &	getKeyFields () const
groupQuery &	keyField (const _TCHAR *name, const _TCHAR *name1=NULL, const _TCHAR *name2=NULL, const _TCHAR *name3=NULL, const _TCHAR *name4=NULL, const _TCHAR *name5=NULL, const _TCHAR *name6=NULL, const _TCHAR *name7=NULL, const _TCHAR *name8=NULL, const _TCHAR *name9=NULL, const _TCHAR *name10=NULL)
groupQuery &	operator= (const groupQuery &r)
void	release ()
groupQuery &	reset ()

静的公開メンバ関数
static groupQuery *	create ()

詳解

グルーピング条件を指定するクラス

このクラスにグルーピング条件を設定し、 recordset の groupBy() 関数に渡します。
このクラスにセットするのは、グルーピングのキーと計算関数です。

参照

recordset

構築子と解体子

groupQuery

(

)

コンストラクタ。

groupQuery

(

const groupQuery &

r

)

コピーコンストラクタ。

~groupQuery

(

)

デストラクタ。

関数詳解

groupQuery & addFunction

(

groupFuncBase *

func

)

グルーピングを実行する際に、各レコードを受け取って計算を行う計算クラスをセットします。
計算クラスには count sum avg max min の５つが定義されています。
また、groupFuncBase を継承したオリジナルクラスを渡すこともできます。
複数の計算を行う場合は、この関数を繰り返し呼び出して複数登録できます。

注意

ここで渡した計算クラスは、グルーピングの実行が完了するまで生存していなければなりません。

static groupQuery * create ( )

static

groupQueryオブジェクトを生成して返します。 new演算子の代わりにこの関数にて生成するようにしてください。 DLL内で実装されたnew演算子が使用されるようになります。 また破棄は delete の代わりに release() を呼び出してください。

int functionCount

(

)

const

addFunction() で追加された計算関数の数を返します。

const groupFuncBase * getFunction

(

int

index

)

const

indexで指定された順番の計算関数を返します。

const fieldNames & getKeyFields

(

)

const

keyField() で追加されたフィールドの数を返します。

groupQuery & keyField	(	const _TCHAR *	name,
		const _TCHAR *	name1 = NULL,
		const _TCHAR *	name2 = NULL,
		const _TCHAR *	name3 = NULL,
		const _TCHAR *	name4 = NULL,
		const _TCHAR *	name5 = NULL,
		const _TCHAR *	name6 = NULL,
		const _TCHAR *	name7 = NULL,
		const _TCHAR *	name8 = NULL,
		const _TCHAR *	name9 = NULL,
		const _TCHAR *	name10 = NULL
	)

グルーピングのキーになるフィード名を指定します。最大11個まで指定できます。

groupQuery & operator=

(

const groupQuery &

r

)

rで指定されたgroupQueryオブジェクトの内容をこのオブジェクトにコピーします。

void release

(

)

このオブジェクトを破棄します。 create() で生成したオブジェクトは必ずこの関数で破棄してください。

groupQuery & reset

(

)

keyField() と addFunction()で指定された値をクリアします。