record 構造体

接続管理マネージャ結果レコード [詳解]

#include <connectionRecord.h>

公開メンバ関数
	record ()
void	reset ()
const char *	value (char *buf, int size) const
const char *	value_ptr () const

公開変数類
union {
struct {
unsigned int   delCount
unsigned int   insCount
}
__int64   conId
__int64   longValue
};
union {
unsigned int   db
unsigned int   port
unsigned int   readCount
};
union {
unsigned int   type
unsigned int   updCount
};
union {
struct {
char   dummy: 2
char   inSnapshot: 1
char   inTransaction: 1
char   openEx: 1
char   openNormal: 1
char   openReadOnly: 1
char   openReadOnlyEx: 1
}
char   status
};
unsigned int	id
char	name [CON_REC_VALUE_SIZE]

詳解

接続管理マネージャ結果レコード

connMgr クラスの取得オペレーションの結果レコード構造体です。 構造体メンバの使用・未使用　並びに意味はオペレーションによって異なります。
下表にオペレーションごとの有効なフィールドを示します。

オペレーション	conId	id	db	port	type	name	inTransaction inSnapshot	openNormal openReadOnly openEx openReadOnlyEx	longValue	value	readCount updCount delCount insCount
connMgr::connections()	○					○
connMgr::inUseDatabases()	○	○	○		○	○	○
connMgr::inUseTables()		○				○		○			○
connMgr::databases()		○				○
connMgr::tables()		○				○
connMgr::views()		○				○
connMgr::schemaTables()		○				○
connMgr::sysvars()		○			○					○
connMgr::statusvars()		○			○				○	○
connMgr::extndedvars()		○			○				○	○
connMgr::slaveStatus()		○			○				○	○
connMgr::slaveHosts()				○						○

構築子と解体子

record ( )

inline

コンストラクタ。すべてのメンバを初期化します。

関数詳解

void reset ( )

inline

char value ( char *  buf, int  size  ) const

inline

結果の文字列値をbufにコピーします。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは slaveStatus(）slaveHosts() sysvars() statusvars() extndedvars() です。

const char * value_ptr ( ) const

inline

結果の文字列値のポインターを返します。

メンバ詳解

union { ... }

union { ... }

union { ... }

union { ... }

__int64 conId

接続識別番号を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは connections() inUseDatabases() です。

unsigned int db

データベース番号を示します。この番号は connMgr::inUseTables() のdbidパラメータに使用する番号です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseDatabases() です。

unsigned int delCount

テーブルを開いてから現在までの削除レコード数を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char dummy

未使用。

unsigned int id

結果のインデックスを示します。connMgr のオペレーションが inUseDatabases() の場合はクライアント番号を示します。 また、inUseTables() の場合はテーブル番号を示します。

unsigned int insCount

テーブルを開いてから現在までの追加レコード数を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char inSnapshot

データベースがスナップショット中かどうかを示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseDatabases() です。

char inTransaction

データベースがトランザクション中かどうかを示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseDatabases() です。

__int64 longValue

__int64型の整数の結果を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは slaveStatus() です。

char name[CON_REC_VALUE_SIZE]

結果の名前を示します。connMgr::connections(）の場合は接続元のIPアドレスを示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは connections(）inUseDatabases() inUseTables() databases() tables() views() schemaTables() です。

char openEx

テーブルのオープンモードがエクスクルーシブかどうかを示します。そうである場合は1、そうで無い場合は0です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char openNormal

テーブルのオープンモードがノーマルかどうかを示します。そうである場合は1、そうで無い場合は0です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char openReadOnly

テーブルのオープンモードがリードオンリーかどうかを示します。そうである場合は1、そうで無い場合は0です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char openReadOnlyEx

テーブルのオープンモードがリードオンリーエクスクルーシブかどうかを示します。そうである場合は1、そうで無い場合は0です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char port

スレーブの接続ポートを示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは slaveHost() です。

unsigned int readCount

テーブルを開いてから現在までの読み取りレコード数を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。

char status

未使用。

unsigned int type

connMgr::inUseDatabases() の結果ではトランザクションまたはスナップショットのタイプを示します。 値は nsdatabase::beginTrn() nsdatabase::beginSnapshot()のbias引数と同じです。
connMgr::sysvars(), connMgr::statusvars(), connMgr::slaveStatus() の場合は結果の型を示します。

• 0 longValue の数値が結果です。
• 1 value() の文字列値が結果です。
• 2 value() の文字列値が結果です。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseDatabases() sysvars() statusvars() extndedvars() slaveStatus() です。

unsigned int updCount

テーブルを開いてから現在までの更新レコード数を示します。

注釈

このメンバが有効な connMgr のオペレーションは inUseTables() です。