データベースとテーブルを管理するインタフェース [詳解]

#include <trdboostapi.h>

idatabaseManager の継承関係図

公開メンバ関数
virtual	~idatabaseManager ()

virtual void	abortTrn ()=0

virtual void	beginSnapshot (short bias=CONSISTENT_READ, binlogPos *bpos=NULL)=0

virtual void	beginTrn (short bias)=0

virtual uchar_td *	clientID () const =0

virtual database *	db () const =0

virtual int	enableTrn ()=0

virtual void	endSnapshot ()=0

virtual void	endTrn ()=0

virtual bool	isOpened () const =0

virtual char_td	mode () const =0

virtual __int64	option ()=0

virtual void	reset (int)=0

virtual void	setOption (__int64 v)=0

virtual short_td	stat () const =0

virtual table_ptr	table (const _TCHAR *name)=0

virtual void	unUse ()=0

virtual const _TCHAR *	uri () const =0

virtual void	use (const connectParams *param=NULL)=0

詳解

データベースとテーブルを管理するインタフェース

activeTable クラスのコンストラクタに database_ptrの代わりに使用するインターフェースです。複数のデータベースを使って処理を行う際に、このクラスに table クラスの取得を委譲させます。

table の取得を委譲させることで、スケーリングのためのテーブルの分割や移動などにかかる処理をここに集中させることができます。
実装の際に、setOption() で渡される値とテーブル名から実際にアクセスするデータベースを変えるといったことができます。

構築子と解体子

~idatabaseManager ( )

inlinevirtual

仮想デストラクタ

関数詳解

void abortTrn ( )

pure virtual

トランザクションを中止し変更を無効にします。詳しくは nsdatabase::abortTrn() を参照してください。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void beginSnapshot	(	short	bias = `CONSISTENT_READ`,
		binlogPos *	bpos = `NULL`
	)

pure virtual

スナップショットを開始します。詳しくは nsdatabase::beginSnapshot() を参照してください。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void beginTrn ( short bias )

pure virtual

トランザクションを開始します。詳しくは nsdatabase::beginTrn() を参照してください。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

uchar_td * clientID ( ) const

pure virtual

現在のカレントデータベースのclientIDポインタを返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

database * db ( ) const

pure virtual

現在のカレントデータベースを返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

bool enableTrn ( )

pure virtual

トランザクションが開始されているかどうかを返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void endSnapshot ( )

pure virtual

スナップショットを終了します。詳しくは nsdatabase::endSnapshot() を参照してください。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void endTrn ( )

pure virtual

トランザクションをコミットします。詳しくは nsdatabase::endTrn() を参照してください。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

bool isOpened ( ) const

pure virtual

現在のカレントデータベースがオープンされているかどうかを返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

char_td mode ( ) const

pure virtual

現在のカレントデータベースのオープンモードを返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

__int64 option ( )

pure virtual

オプション値を取得します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void reset ( int v )

pure virtual

開かれているすべてのデータベースを閉じて、コネクションを切断します。

引数

v	使用中のデータベースがある場合、終了を待機する時間を秒で指定します。この時間を待機しても開放されない場合は強制的に閉じられます。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

void setOption ( __int64 v )

pure virtual

オプション値をセットします。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

short_td stat ( ) const

pure virtual

現在のカレントデータベースの最後のデータベースオペレーションの結果を返します。

disbDbManager, pooledDbManager, databaseManagerで実装されています。

table_ptr table ( const _TCHAR * name )

pure virtual

nameで渡されたテーブル名から table オブジェクトを取得して返します。